2022/01/27 14:58

『全粒粉100%のパン』を探しているお客様との出会い。 

販売し始めた頃は、全粒粉について知っている方も少なく・・・ (^^;)
材料に拘った結果、価格が高くなってしまったことも影響し、殆どリピーターがいませんでした。
そんな中、お一人だけ週に2~3回継続して購入されるお客様がいました。
不思議に思い、「なぜ継続して購入されるのでしょう?」と尋ねてみましたら・・・
答えは、「病後の主食を全粒粉100%のパンや玄米に変えたの」とおっしゃっていました。
その時は、病気の予防や体調維持に「全粒粉???」。
正直、全粒粉と体の関係が理解出来ていませんでした。((+_+))

全粒粉パンの世界へ(全粒粉への第一歩)では、
全粒粉に「食物繊維・ミネラル・ビタミン類」が豊富に含まれていることを知りましたが 。。。
今回は、全粒粉と体の関係について調べて見ることにしました。

2019年12月 ネットで「全粒粉と」を検索すると、目に付いたのは!
『 低GI食品 』という単語でした。(GI値 とは、食後の血糖値の上昇度を示す指標のことです。)
全粒粉パンは、食後の血糖値が上がりにくい食品に分類されており、
血糖値を気にされている方にお勧めできるパンだと知りました。

簡単に血糖値が上がる仕組を説明すると・・・

 「炭水化物」⇒ 食べる ⇒ 胃で分解 ⇒ ブドウ糖として小腸から吸収

     ⇒ 小腸から血液中にブドウ糖が移動 ⇒ 血液中のブドウ糖が増え続ける ⇒ 血糖値が上がっていく

 通常は、膵臓からインスリンが分泌され数時間するとエネルギー源として肝臓や筋肉に運ばれ使われるか、
余分なブドウ糖は脂肪細胞になり体内に保管されるらしい。
なるほど、私の胴回りの " 浮き輪 " が成長するわけですね!。(;´Д`)
ただし、これは膵臓が正常に機能していることが前提で…
もし、膵臓からインスリンが正常に分泌されなくなると糖尿病のリスクが高まるようです。 ⇒ 詳しくはここ (土田医院 糖尿病.COM )

てな訳で・・・ 低GI食品の全粒穀物を摂取することが体調を整える手助けになっているのですね! 


「糖尿病予備軍の人向けに病院で開催されている、食事講習会」に参加してみることにします。 (次回へつづく。。。)

【参考資料】
「GI値」 ⇒ https://www.nisshin.com/welnavi/labo/trivia/detail/index_5.html (ウェルナビ「日清製粉」)

「全粒穀物」が糖尿病リスクを低下 炭水化物は質の良いものを 食物繊維が血糖値の上昇を抑制
  ⇒ https://dm-net.co.jp/calendar/2021/035911.php (糖尿病ネットワーク「株式会社創新社」)